ヘッドスパ、頭皮マッサージ、アンチエイジングの温洗セミナー 温泉ソムリエ・毛髪診断士【石神和志】が監修
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スパで若返り講座 第2章
冷えを克服し抗老化の勝ち組になる!
冷え症をほっておくとカラダは老化する?!
冷え性の方のお肌の機能を見ると一目瞭然。顔色が悪く、吹き出物も多く、見えない身体の中でも肌と同じようにいろいろな弊害を起こしているのです。美肌効果を手に入れるのも、冷え症をも克服するのも、冷えにくい体質への改善が近道です。
冷え症でいつも足が冷たい、夕方になると足がむくんでだるい、帰宅すると足が重たくて動かないなど・・・・。疲労がたまった足は心臓から一番遠いので、足部に血がたまりやすくなってしまうことからこれらの現象は起きます。冷え症は冬場だけの季節的なモノではなく、ストレス・冷房なども原因となる現代社会ならではの現代病といえます。成人女性の80%が悩む“冷え症”はまさに21世紀の現代病。カラダが冷えることによって生じる様々な弊害を追求すると、もっと恐ろしい実態が明らかになります。人間には体温を一手に保つ機能が備わっていますが、血行が悪くなると十分な熱エネルギーを運べなくなり、それが慢性化すると冷え症という症状に結びつきます。さらに、冷え症の特徴は手足の冷えが代表的ですが、ほかにも肌荒れ、じんましん、便秘・下痢、生理痛、頭痛など女性に多く症状がみられます。冷え症は血行障害が様々な病気と密接に結びついており、まさに万病のつながるのです。たとえば腰痛・ヘルニア・五十肩などの肩関節炎症などは、局所の血行障害が原因です。冷えの問題は代謝機能を衰えさせ、血行を悪くするので、肩こりや腰痛、便秘、不眠、生理痛の要因にすらもなっています。血行が悪くなると組織は酵素循環が不足し、いわゆる虚血性の変化がおき、痛みにつながるのです。しっかりと、下半身を温めてあげると、血の巡りを良くし、足の疲れだるさを和らげてくれます。

温泉が美容や健康によいのは、お湯の中に「炭酸気泡」が溶け込んでいるから
美しいお肌を作るには血流が良いことが重要なのです。お肌へ水分・栄養・酸素など美しさの重要物資を運んでいるのは血液です。しかし、忙しい現代社会では、過労、薬の長期使用など心身のストレスの多い社会では交感神経優位になり、血流の悪い女性が多く、冷え・便秘・肩こりなどの症状を抱えています。血流を改善することが美しいお肌の基本といえます。そこで、美肌やリラクゼーション効果の高い炭酸泉は、エステサロンやスパなどの施設に注目され、水圧による水治温熱マッサージを導入され始め、最近、テレビや雑誌などで取り上げられている「炭酸泉」の魅力に迫ります。
温浴効果に優れる炭酸泉は、医学分野での利用がメインでしたが、お肌がスベスベになる・傷の治りが早いなど「肌への効果」が注目されています。炭酸泉は、人肌と同じ弱酸性(PH4.5〜5)なので、アストリンゼン効果でお肌を引き締め(シットリ)、滑らか(スベスベ)にします。また、洗顔剤やボディーソープでPHの乱れたお肌を正常な状態に戻し、肌荒れを防ぎます。炭酸ガスは気体状態では皮膚から吸収されることはほとんどありませんが、お湯に溶けた炭酸ガスは皮膚からたやすく吸収される性質があります。普通のお湯に浸かっていても肌がきれいになったり、傷の治りが早まったりしませんが、温泉水に溶け込んだ炭酸気泡が皮膚から吸収され、肌を体の中から白く、美しくします。けがの治りが早いのも、炭酸気泡が抹消血管を拡張させ血流を促進することで、細胞の新陳代謝を高めるからです。この原理は皮膚再生医療現場において治療システムとして多くの医療機関が「炭酸泉美容療法」を採用しています。
>> 第3章 磨く(マッサージ)力でいつも現役バリバリのカラダ作りをフォロー・育成

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