副交感神経とは昼間の活動によって、受けた「からだのダメージを修復」し、疲労を回復し、α波促進対策することで本来の元の元気な体に戻すのが、最も重要な役割です。
そして、脳波のアルファー波と、深い関係がありストレス抑制にも大きく働き、ネガティブ思考が減少し、癒やしやリラックスした状態を指し、「気持ちの不安や緊張を取ってくれ心をも元気にしてくれる強い味方なのです。内臓神経とも言われ、緊張や不安が取れ混乱も静まり、内臓の働きが活性化するとセロトニンが分泌され、ストレス等により引き起こされたアドレナリン作用が抑制され、副交感神経が支配するようになります。(食後眠くなるのは、この現象からきます。)セロトニン神経は昼間の交感神経から副交感神経に切り替わって、夜になり、眠っている時、休んでいる時に働きはピークになり、強化され活発に働くことで出現する特別な脳波α2により、ストレスへの耐久性を高めます。脳内の脳幹の中心部では、神経伝達物質「セロトニン」の分泌が活発化し脳内全体へと広がっていきます。この物質には、うつ状態や興奮状態などの感情の揺れを制御してくれ、落ち込んだ気分を高揚させたり、怒りや不安を抑えて心を穏やかにしたりする効果があります。心のバランスを保って「中庸」の状態をつくるのに役立っており、心身をリラックスさせ表情を引き締める「ハタラキ」まであります。このような状態を「平常心」「平穏心」という言葉で表します。
胃液や唾液の分泌は高まり、血管は拡張し、手や足は温かくなり、内臓の消化吸収の働きにも影響を及ぼし、胃腸障害やしつこい便秘などとも相関性があります。脳の自律神経のうち「副交感神経」の作用を高めることで、脈拍数と心臓や血管の収縮を減らし、血流や血圧を静穏 な状態に戻すことができます。
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